ストリートビューって何?

ストリートビューとは、飲食店や美容院、病院や歯科などのクリニック、不動産や税理士の事務所、それら店舗やオフィスの内部を360度見渡し、歩き回ることができるパノラマ撮影サービスです。

Googleマップでストリートビューを利用されたことはあると思いますが、あの店内版と言ったところでしょうか。以前はインドアビューとも呼ばれてましたが、現在は店内版や室内版ストリートビューと呼ばれることが多くなっています。

写真だけでなくバーチャルツアーを設置することでユーザーへ視覚的に店舗・施設の魅力をダイレクトに伝えるのは大きな魅力。ストリートビュー自体は2007年にアメリカでサービスが開始され、店内版は2011年から開始。まだ導入率は3%未満とも5%前後とも言われており、これから導入店舗も増えていくと考えられます。


メリットは?

来店率の向上

店内を歩いているようなバーチャル体験。これによりお客さんは事前にお店の雰囲気や内装を知ることができるため、初めての来店に対する不安が軽減されます。「一度も来店したことがない」「店内が見えない」それよりは「見たことがある」といった安心感を与えることで、お店選びの比較検討に大きな影響を与えるはずです。

またグーグルの調査で、写真とバーチャルツアーが入っていることでユーザーの関心が2倍になったという結果もあり、半数以上のユーザーが事前に店内・施設内を確認したいと思っています。ストリートビューを導入すれば売上がアップすると断言できませんが、少なくともテキストと写真だけよりは来店の心理的ハードルを下げると考えています。

アクセス数がアップ

例えば「山口市 美容院」や「下関 イタリアン」など場所に関する検索が行われた際に、その検索に適した情報を表示させることをローカル検索と呼びます。およそ80%のユーザーがローカル検索で行きたいお店や施設を探すのですが、ストリートビューはこのローカル検索の順位に影響があると言われています。

しかしながら検索順位対策(SEO)やマップエンジン対策(MEO)はあくまで傾向というか予測に過ぎない部分があります。ただGoogleマップからの流入や、検索画面から興味を持ってくれるユーザーは増えるだろうと考えられます。

固定費は0円

ストリートビューは一度導入すれば、年会費や月々のランニングコストなどはかかりません。グーグルマイビジネスやSEO・MEO対策とセットで月額をいただくケースもありますが、基本的に撮影後に維持費がかかるということはありません。ホームページと同様に、インターネット上でずっとお店を宣伝してくれるコストパフォーマンスの高い広告と思っていただいてけっこうです。

ただしストリートビューはGoogleカーが撮影した道路のデータも、私たちのような認定フォトグラファーが店内を撮影したものも、どちらもリアルタイムの映像ではありません。例えば店内を改装したとか、大幅にリニューアルするのであれば撮り直しが必要となります。

自社HPに掲載

ホームページやブログにストリートビューのURLを貼り付ければ簡単に表示させることができます。店内や施設内の写真を陳列させるだけよりも、よりお客さんに必要な情報を伝えることができます。

またユーザーのホームページ滞在時間が増えることと、特に飲食店に多い「席はどうなってますか?」のような店内案内や施設説明の対策コストの削減としても効果があるかと思われます。


デメリットは?

来店・来訪の逆効果

あくまでお客さんは店内や施設がどうなっているのか見ているだけです。そこで清潔な店内だったり、充実した施設設備だったり、それらがきちんと伝われば効果があると思います。

しかし整理整頓がなされてない店内、汚れた壁、掃除されてない施設、それらマイナスなイメージを持たれてしまうと逆に来店・来訪率が下がってしまう可能性があります。

効果が数値化しづらい

ストリートビューを導入すれば「アクセス数」などは閲覧することはできます。しかし導入する会社の目的は「売上アップ」「来店・来訪率アップ」だと思いますが、ストリートビューを導入したことによって得られた集客効果は数値として可視化しにくい部分でもあります。

アクセス数や来店率・予約数をデータとして公開している会社もありますが、売上は様々な要因が複雑に絡み合います。導入によって様々なメリットはあるものの、実際に明確な数値を測ることは困難となります。


撮影方法

画質優先の一眼レフ

スマートフォンや、一度に360度全方位を撮影できる全天球カメラでも撮影はできますが、弊社では画質を優先すべく一眼レフでの撮影を行っております。使用機材は「一眼レフカメラ」「魚眼レンズ」「三脚」「パノラマヘッド(カメラを固定しつつグルっと360度回転させるアイテム)」「自由雲台」の5つ。1方向につき暗い・普通・明るいといった3つの露出で撮影し、それを90度回転させながら4方向、つまり1撮影ポイントにつき12枚の写真を撮ることになります。

3つの異なる露出で撮影しておくことで、外の明るさと室内の暗さをある程度は編集で補正できるというわけです(白飛び・黒つぶれを防ぐ)。さらに撮影した12枚の画像をソフトで繋ぎ合わせ360度パノラマ画像へ加工します。

撮影ルール

Googleが推奨する撮影ルールがいくつかあります。①三脚の足元は直径3〜40センチにおさめること。これはパノラマ撮影の場合は没入感を高めるため底面処理を施します。その際に三脚が映らないよう三脚の幅を狭く設置します。②地面からレンズまでの高さは約150センチに調整。そうすると身長160センチ程度で見た視点の映像となります。③撮影ポイントは店舗・施設の入口手前3m、入口前後1m、撮影間隔は最短1m最大5m。④撮影ルートは一筆書きで繋がるイメージで撮る。⑤壁を通り抜けるような撮影は設定できない。⑥室内の端から端までワープするようなポイントでは撮影できない。

このようにルールが存在します。あくまでGoogleに掲載される情報ですから、違反にならないようガイドラインに沿って撮影を進めることになります。

編集・加工

弊社では撮影から編集・公開まで行っています。撮影後は特殊なソフトで画像を繋ぎ合わせるステッチング作業を行い360度パノラマ写真を作成。その後フォトショップ等でボカし(車のナンバーや人物顔など)処理を施します。さらに別ソフトで画像と画像を結合し、撮影ポイント間を移動できるように設定。最後にGoogleマップ上へ公開します。

このようにグーグルストリートビューの撮影は、撮影から加工・編集・公開までがセットになったものとなります。なので撮影後も数日から1週間程度の時間を要することが多いです。


導入までの流れ

  1. お問い合わせ・お見積もり

    メールフォームより撮影希望の店舗・施設情報、または住所をお送りください。もし図面・見取り図などありましたらご提供いただければと思います。いただいた資料や写真を参考にお見積書を作成いたします。

  2. お申し込み・ご契約

    お送りしたお見積もりに納得いただけましたら契約という流れとなります。その後、希望の撮影日を2〜3候補ほど提示していただき、日程を調整させていただきます。

  3. 撮影

    当日はご依頼者様または代理人の方へ撮影方法の説明と、公開するスペースの確認をさせていただきます。撮影時は後ろに立っていただくなど立ち会うことも可能ですが、お任せいただいてもけっこうです。ストリートビューは基本的に1人での撮影となります。

  4. 加工・編集

    撮影した画像を繋ぎ合わせ、不要物の除去。また底面に映り込んだ三脚、車のナンバー、人物の顔、それらへボカし処理を施します。撮影ポイント数や加工処理の工程に応じて納品日数が変わります。

  5. 公開

    作成したパノラマ画像を結合し、Googleマップへ公開します。きちんと機能・公開できているか確認し、問題がなければ納品完了となります。その後メールにて請求書をお送りさせていただきます。


導入事例

飲食店

美容院

ジム

ホテル

旅館

教育機関

介護・福祉施設

保育園

アパレルショップ


サンプル画像

実際に撮影しGoogleマップへ公開したストリートビューです。マウスやスマホをタップしたりスライドさせるとグルグル動かすことができます。上記は専用コードを埋め込んだ例ですが、「店内案内」「施設紹介」として写真よりも強い訴求効果が期待できます。


撮影費用

5ポイント以下
40,000〜(税別)

カウンターのみの店舗、小規模なオフィスなど。所要時間1時間前後。

10ポイント以下
60,000(税別)

一般的な飲食店、美容院、クリニックなど。所要時間1時間〜2時間。

15ポイント以下
80,000(税別)

広い飲食店、オフィス、病院など。所要時間2時間前後。

15ポイント以上
応相談

ホテル、旅館、病院、学校など。


よくある質問

認定フォトグラファーって何?

これはグーグルが「審査の結果、貴方の写真は一定のクオリティがあります。」とお墨付きをくれたようなものです。認定フォトグラファーになるとグーグル認定バッジというものが使用可能となり、ビジネス上で役立つものとなっています。弊社でも撮影は認定フォトグラファーが行いますが、難関な資格試験でも免許でもありません。少し勉強すれば誰でも取得できるものなので、特別なスキルを持つ人たちという認識はなくてもよいかと思います。

雨天での撮影は可能?

小雨程度でしたら撮影可能ですが、外観も撮影するので天候によってはリスケということもございます。

スタッフも映したい。

スタッフやお客様も事前に了解があれば映っていただくことは可能です。ただし意図せずに人(通行人など)が映り込んでしまった場合は、個人が特定できないようボカし処理を施します。

どんな場所でも撮影可能?

警察、軍事施設、拘置所、刑務所など一部の業種においてはGoogleプレイス品質ガイドライン、およびコンテンツポリシーに抵触する場合がありますので撮影不可となります。詳しくはお問い合わせください。

撮影前に準備するものは?

後からある程度の加工・修正はできますが(小さな壁の汚れ、傷など)、基本的に撮影前は店内・施設・オフィスにある私物・季節もの・提示物の後片付け、清掃をお願いしております。またグーグルマイビジネスへの登録がない場合は、事前にグーグルアカウントを取得し、マイビジネスへ登録(無料)いただければと思います。

映って欲しくない場所がある。

撮影ポイントから除外することで可能となります。ただしストリートビューのルール上、入口など除外できない場所があったり、対応不可のケースもございます。全方位が見渡せる撮影となりますので、目線の高さのものは全て映るとお考えください。

Googleマップへの公開はいつ?

撮影ポイントの数にもよりますが、撮影後だいたい1週間前後、長くて2週間ほどでGoogleマップへ掲載されるケースが多いです。

再撮影は同じ料金?

店舗のリニューアルや施設の改装などで再撮影が必要なケースもあると思います。年間を通じて店内の装飾を変え、その都度撮影など定期的に撮影するケースであれば対応させていただこうと思います。

ストリートビューはどこで見れる?

Googleの検索結果(360写真)に追加されていたり、Googleマップから閲覧できるようになります。また専用コードを自社ホームページやブログへ埋め込んで使用いただけます。

交通費はかかりますか?

山口県であれば全域対応させていただいてますが、山口県庁を中心に移動時間がかかる場合は交通費をいただいております。詳しくはお見積もりの段階で記載いたします。